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城山通り交差点消防車庫左脇に恵比須大黒さんが鎮座する |
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恵比須さん |
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大黒さん |
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安政5年に建てられた |
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台座石に麻栽培農家らしい人の名前 |
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仲買人の屋号らしい名が見える |
高千穂では、昔麻の栽培が盛んにおこなわれていて、麻苧景気に沸いた時代の証しとして
恵比須大黒像が、建てられた。明治時代には、470ヘクタールの面積で麻が栽培されていた。
化学繊維の普及や水稲の拡大により姿を消した。現在夜神楽の衣装やご神事で重宝される麻は
、栃木県で栽培されている。
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10月15日に
高千穂と日本の麻栽培ノシンポジウムが開かれた。 |
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町内外から70名が参加 |
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麻 |
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神楽の衣装 |
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裃(かみしも) |
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袴(はかま) |
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麻で作られた袴 |
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麻が、浅ケ部に残されていました。 |
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この麻から繊維を作る。 |
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蒸し樽(今でも岩戸にのこされている) |
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苧こぎ小屋での作業風景 |
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栃木県で麻を栽培する大森由久さんの講演 |
高千穂町文化財保存調査委員碓井哲也さんが、古文書や町内の史跡をたどり
平安時代から始まったとみられる麻栽培の歴史を解説。
町内でも最も栽培が盛んだった浅ケ部地区の神楽保存会、甲斐晃一郎さんも
神楽装束の使われる麻について説明された。
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産業用の麻は、約110日で2.5~3mに成長 |
いつも通る城山交差点にある恵比須大黒像に麻の栽培の歴史があったことを知り、
15日のシンポジュウムに参加させてもらい麻を作る工程を教えてもらいました。
高千穂では、昭和55年に栽培が終わりましたが、栃木県では、高齢化がすすんだので
後継者を育て栽培が続いているとの話でした。